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平成25年度 SSH宿泊研修(25年8月26日〜27日)
25年9月21日更新

日程


写真と詳細

愛知県赤十字血液センター

ここは輸血に用いる血液の検査と製剤が行われていました。

血液は未だ人工物による代替が実用化されていないため、献血による供給しか頼ることができません。 最近若年者の献血が減っているとのことで、危機感も強いようです。今回は検査と製剤過程を見学させて頂きました。



献血された血液は製剤と並行して検査が行われます。検査にはねられた血液は製造した物でも廃棄されるため、トレースが厳密に行われています。 パスした血液を使えばロスが減りそうですが、製剤の寿命が短いためにこの方法で行われているそうです。 ウイルスを検査するNAT法は、学校でも行うPCR法の発展型のようです。自動化されているのが印象的でした。



全血から血小板、血漿、赤血球に分ける作業が行われています。遠心分離をかけて、血漿成分と血球成分に分けます。 分けられた上層の血漿成分は自動的に吸い出され、血小板と血漿に分けられます。これで3種類の血液製剤のできあがりです。

製剤の保管はそれぞれに適した方法で行われ、各医療機関の求めに従い出荷されます。



献血は事後の休憩を含めて1時間程度はかかるので、休憩所は飲み物や食べ物も有り、まるでホテルのラウンジのようでした。 興味を持ち献血をしていきたいという生徒もいたのですが、時間の関係上、今回はあきらめてもらい、後日、献血センターへ行ってもらうことになりました。


訪問したときの様子が紹介されています(日本赤十字社ホームページ)


基礎生物学研究所

神経細胞が光るメダカ、筋肉が光るメダカ、ある種の細胞が光るナズナなどを用いて、生物のメカニズムを研究しています。



ハイテク感漂うバイオという言葉の裏に、動植物の場合は飼育/栽培という大変地味ですが大切な作業があります。こちらの写真はメダカの水槽です。



植物の栽培庫です。ここは栽培の委託を受けており、研究者は離れた場所で植物の生育を定時撮影された画像で研究することができるそうです。 ここも、遺伝子操作された種子などが外部にこぼれないようにフィルターをかけ、加熱処理する等の厳重な管理がなされています。



生理学研究所

この写真は生理学研究所の超高圧電子顕微鏡の電子発生部です。冷却が必要なためか、空調がかなりきつめでした。保守のため天井が高いという特徴があります。1階がオペレーション部です。



脳細胞の標本を光学顕微鏡で観察しました。生徒たちは熱心にメモをとっています。



分子科学研究所

分子科学研の原理を説明するコーナーには分子構造の違いを説明する模型や、波長と解像度を示す模型など興味深い模型がたくさんありました。見せ方の工夫という面でも参考になります。



UVSORという放射光を使った分析装置は、微量ですが放射線が出ますので線量計をつけます。もちろん人体に影響が出るような値にはなりませんでした。(携帯電話などの近くにつけると誤動作してとんでもない値を示すことがあるそうです)



ここは2階のデッキから見学しましたが大きな装置でした。

あっちこっちに、アルミホイルらしい物が巻かれていたのが不思議で質問したところ、やっぱりアルミホイルだそうです。よく見たら普通の家庭用アルミホイルの箱が、実験室にありました!ちょっと身近に感じた瞬間です。



生徒たちの感想

参加した生徒は20名(1年 男子11名、女子2名、2年 男子3名、女子4名)です。今回の研修に参加した感想と、研修前後で何か心境の変化はあったか、について記述してもらいました。

今回の研修に参加した感想

研修前後で何か心境の変化はあったか


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