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かがくのたまご

“足し算・引き算”と“掛け算・割り算”①
24年8月16日(数学科 M.N)

ニュースなどで「内閣の支持率が3.2ポイント下がって31.4%に・・・」などという話を聞いたことがあると思います。でも・・・
「ポイントって何?」「3.2%下がって・・・じゃダメなの?」


例えば

50%だった内閣の支持率が20%下がったら何%になると思いますか?


50円持っていて20円使ってしまったら残りのお金は30円です。

50人の人が20人いなくなったら残った人は30人ですよね。

じゃあ50%だった内閣の支持率が20%下がったら?

50%−20%=30%? ・・・でいいような気もします。


でも・・・


あらためて

50%だった内閣の支持率が20%下がったら何%になると思いますか?


50円持っていて20%を使ってしまったら残りのお金はいくらでしょう?

50円×0.2=10円 で 50円−10円=40円   答えは40円です。

最初50人の人がいて、20%減ったら答えは同じく40人ですよね。

じゃあ50%だった内閣の支持率が20%下がったら?

50%×0.2=10% で 50%−10%=40%?


“%”を使うときは「全体」が大事です。「全体」の単位が“円”や“人”であれば混乱はないのですが、「全体」の単位も“%”だと「50%だったものが20%下がって・・・」ということが「50%から20%減る」なのか「50%の20%減」なのか、わかりにくくなってしまいます。


そこで50%のものが30%になることを「20ポイント下がる」と表現しているのです。


それにしても、せっかく例をあげるのだから上がったり、増えたりする話にすればよかった・・・。それはまた次回。


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